NASTOが考えるSDGsとは?未来へのプロジェクト第二回
日本SDGs協会より、タオル業界として初の事業認定証をいただいてから一年が経ちました。この一年間の取り組みはどうでしたか。
この一年間の取り組みについては、ちょうど日本SDGs協会より事業認定更新の連絡をいただいたところです。
もともと弊社は、「研究・開発を重ねたタオル製品の普及により、社会に貢献する。」という事業内容で下記、「3」「17」のゴールが最適と認められました。
これに対し、この一年間の活動実績としては、
・B to Bだけでなく、B to C向けとして公式オンラインショップを立ち上げ販売開始。
・本来の機能保持可能な製品の開発に成功。
ペットボトル214,300本分のリサイクルポリエステルを使用した製品づくりを実現。
・「FSC認証熨斗紙」生産販売実績980,000枚。
・「GOTS認証オーガニックタオル」の生産販売実績はフェイスタオル換算で88,000枚。
など、状況に応じた取り組みを継続してきたことが評価されました。
また、今後についても、既存の研究・開発を推進、提供している商品のさらなる普及拡大を目指し、目標に向けての具体的な取り組みを組み立てているということで、「3」「17」のゴールにつきまして、SDGs事業認定更新となりました。
「3」「17」のゴールに関する事業認定更新に加えて、新しく追加の事業内容でのゴール認定をいただきました。
この一年間の活動実績において、本業を遂行していく中での環境に留意しての取り組みが、「環境保全」に貢献しているとして「12」「15」のゴールが最適と認められました。
具体的には、
・タオルの本体に使用済みのペットポトルを破砕して原料として練り込んでいる。
再生PET糸と糸を混紡することで、綿本来の柔らかさや吸水性を大切にしながら
環境にやさしいタオル製品として開発、提案する。
・タオルを入れる袋はバイオマス原料を配合したポリ袋を使用することにより、石油資源の節約と温室効果ガス排出低減に寄与する。
・業務上のIT化の積極的推進によるペーパーレス化を推進する。
・社内で紙ゴミとなった古紙を「花咲く和紙の下げ札」として再生する。
・包装には、FSC認証木材を原料とした紙にバイオマス原料を配合したインクを使用して印刷した熨斗紙を使用する。
などです。
「きっかけは一枚のタオルから。」というスローガンのもと、一つ一つ活動が積み重ねております。
花咲く和紙の下げ札は、プレミアム・インセンティブショーや23SS展示会の来場者特典としてもお配りして好評でした。
こちらは、公式オンラインショップでSDGs関連商品をご購入の方にもプレゼントしているので、たくさんの方にお花を咲かせてもらいたいです。