Nasto Tours編集部
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NASTOが考えるSDGsとは?未来へのプロジェクト第一回

SDGsの意味するところは何か?

ここ数年であちこちで耳にするようになった言葉です。日本語では「持続可能な開発目標」といいますが、簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。

ポスターに掲げられている17の目標と169のターゲットから構成されています。「持続可能」というのは、「人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できること」という意味です。




SDGsはいつ頃どんな風に進んできたか?

もともとは2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。日本政府としては、2016年5月に「SDGs推進本部」を設置し、毎年全省庁による具体的な施策を盛り込んだ「SDGsアクションプラン」を策定し、国内における実施と国際協力の両面でSDGsを推進しています。



NASTOとしてのSDGsの取り組みのきっかけは何か?

NASTOとしては、過去より「安心安全なものづくり」を担保し、震災や台風禍などの災害発生時における地域支援などを行ってきました。

SDGsの取り組みを進めることになった1つのきっかけは、2020年1月の大阪営業本部移転です。

業務上のIT化やペーパーレス化が強力に推進されました。同時に、社会でのSDGs意識の高まりもあり、ペットボトルのリサイクル原料を配合した糸での企画提案やFSC認証熨斗紙やバイオマス素材の袋など使用資材の脱炭素化も始めました。

2021年4月、NASTO SDGs宣言を発表、同年6月からは熨斗紙は全てFSC認証のものに切り替え、同年9月にタオル業界では初のSDGs事業認定証をいただきました。そしてNASTOの定番商品としてもOceanPacificの商品にて再生ポリエステルを使ったタオルを2022年1月販売開始しました。



NASTOが取り組んでいるSDGsとは何か?​​​​​​​

NASTO SDGs宣言では、11の目標に対する取り組みを発表しています。

全社員の一番身近なところでは、目標15の「陸の豊かさも守ろう」にあたる森林資源を大切に守るという観点からの「ペーパーレスな業務運営」の追求です。

営業報告などの各種報告物や社内稟議事項や回覧物、各種申請事項などはすべてグループウエア「NI Collabo360」で各人に割当てられたPCやスマートフォンから電子的に行い、一切紙を使用しないかたちで運営されています。

また、「SKY SEA」システムの導入により各PCのパーフォーマンスがコントロールされており、社員の勤怠管理など、マネジメントに属する分野においても、ペーパーレスを進めています。今年度は実際に社員が使う紙の使用量についても、目標を設定し達成できるよう取り組む予定です。



SDGsに対する周りからの反応や声はあるか?

営業している中では、やはりお客様からの引き合いが展示会を重ねるたびに強くなっているのを感じます。また、ポリエステルは再生糸しか使わないという得意先もあり、SDGs企画の提案ができないと取引自体難しいことも実際にはあります。

今後の活動に向けて今回、社内投票にてNASTO SDGsスローガンが決まりました。

「きっかけは1枚のタオルから」

SDGsって 聞いたことあるけど難しそう!

大切なことを言ってるのは分かるけど、読むべき文章がたくさんで疲れる。

実行するにも 一人で急になにかできるわけでもない。

量より質かもしれないけれど、高いものは買えない。

そんな風に感じるお客様が大半かと思います。企業がしっかり考えてくれた商品に乗っかるだけなら簡単です。なんとなく選んだ一枚のタオルが、SDGs意識高い商品だと少し良い選択をした気分になります。作る側も 選ぶ側も SDGsを知るきっかけになるようなキャッチコピーがいいなと思いました。

発案者がスローガンにこめたのは、こんな思いでした。SDGsの取り組みについては、私たちが普段からできることが大切だと考えています。

会社としてだけでなく社員として、一個人として、まずはSDGsについて知ることがスタートです。NASTOの取り組みもそうですし、地域での取り組み、またご家族の所属される組織や学校などでの取り組み等々。そして、例えば、点けた電気を消す、冷暖房の設定温度を見直す、など、普段の生活の過ごし方を少し見直すだけで、実はいろいろなことができるのではないかと思います。

まさに「きっかけは1枚のタオルから」と同じ思いです。社員一同、一致団結して取り組みを深めていきたいと思います。

    


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